こんにちは。きよなり社会保険労務士事務所の山本です。
少し前にハラスメントの講習を聞く機会がありました。
総務部マネージャーは給湯室で女性社員と立ち話している時、女性社員に上司から慰労会として二人で食事に誘われたという話をされました。
今はセクハラに対し厳しい目が注がれている時代。
夜の二人きりの食事は何となく気になりますが、誘った上司は独身ということもありどうするか。迷っているマネージャーに関する事例です。
この場合、そのままにしていたら何か問題が発生した場合、企業責任になるとのことでした。
慰労会はあくまで仕事の延長ととらえられるので、もし上司がこの女性社員を誘いたいのであれば「これはプライベートな誘いなので断ってもらってもいいから‥」ということ。
また、マネージャーも話を聞いた時「二人きりより複数で行った方がよい」と提案したり、「僕も参加したい」と策を提示する必要があるとのことです。
もちろん、被害者は女性だけではありません。
セクハラ、パワハラ、モラハラ
最近は本当に厳しい目が注がれています。
その気はなくてもハラスメントになっている場合もあります。
知らなかったでは済まされない事態も起きるかもしれませんので、よく知っておく必要がありますね。