こんにちは。
きよなり社会保険労務士事務所の古川です。

 

今年の4月に働き方改革関連法案の一部が施行され、最近では「働き方改革」というフレーズは聞きなれた単語になってきましたね。

 

厚生労働省によると働き方改革の基本的な考え方としては、「働く方々が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにする」ための改革とのことです。

 

新聞などを見ていると、大手企業などは働き方改革関連の法改正に先立ち企業独自で取り組みをしていることが取り上げられています。
テレワークの導入、育児休業や育児短時間勤務制度等の拡充、試験的に週休3日制を導入するなどさまざまです。

 

その一つに短い時間で効率的に働くため、会議に関して「基本30分まで」、「参加人数は5人まで」などルールを定めて会議時間を減らすという取り組みがありました。
その結果、前年の同月と比べて労働生産性は40%増加、印刷枚数は59%、電力消費は23パーセント減少の効果があったそうです。すごい効果だなと思いました。

 

会議については私も以前の職場で、回数が多い、時間が長いと感じる場面があったので、上記のような取り組みをしてみるのは効果があるのかもしれないと思いました。

 

私個人としては、さまざまな働き方改革が進んでいることはいいことだなと思います。
ワークライフバランス、女性活躍、70歳まで働ける社会などが言われておりそれらが世の中に浸透してくるとすれば、個々の事情に合わせた働き方を選択できるようになることは、企業の人材確保のためにも必要となってくると思うからです。

 

これから10年後、20年後、どのように変化していくか分かりませんが、企業にとっても労働者にとってもより良い環境が整っていくといいですね。